MEMORANDUM CEDRETABRI

ARS LONGA VITA BREVIS

9月22日開催の技術書典7にサークルとして参加してきました

事後報告。
9月22日開催の『技術書典7』に「小石川会」というサークル名で参加してきた。
宣伝とか考えると本来は開催前に記事を書くべきだったのだけど、すっかり失念していたよ……。

何を頒布したの?

ReasonML について「 JavaScript などを知っている人向けに」解説した同人誌である『入門 ReasonML 』を頒布した。
大胆にも、環境構築やビルド方法などには一切触れず、オンライン REPL を活用して基本的な文法やデータ型の作成方法の習得を目指す本。

ReasonML が何かについては公式サイトをご参照下さい。

振り返り

初めての技術書典サークル参加だったので、色々不慣れで、準備不足や失敗した点が目立ってしまった。
その反省をしていきたい。

部数が少なすぎた

13時半くらいには、見本をのぞいて売り切れてしまい、ブースを畳むことになった。
完売できたのは嬉しいのだけど、そもそも最初に刷っていた部数が少なすぎるという問題があったようだ。
見積もりとは難易度の高い作業なのだ……。

売れ残るより良いじゃないかと言われれば、それはそうなのだけど、技術の「布教」を目的として本を頒布する場合13時台に上がってしまうのはちょっと早すぎる。
何故なら13時から入場が無料になり、人が増えるからだ。午前中とは異なる層の人達がやってくるので、技術を広めたいのであれば、きっちりその時間まで残っているべきだった。

とはいえ、じゃあ本をたくさん刷ればいいかと言うとそうでもないと思う。

電子書籍版を出さなかった

ブースに来てくれた方に結構「電子書籍版は無いんですか?」と聞かれた。なるほど、需要は高そうだ。
それはそうだろう。僕だって本を読むなら電子書籍の方が良い。
というわけで、電子書籍版を出すべきだった。どうせ PDF で入稿しているのだから。

上の部数が少なすぎた問題とも絡んでくるのだけど、電子書籍版なら部数なんて気にしなくてすむのだ。
つまり物理本がなくなってもブースを残して売り続けることができる。
特に電子書籍版を出したくない理由が無いのであれば、同時に頒布した方が良いだろう。

ブースの準備

一応テーブルクロスくらいは持っていったけど、他のブースと比べると、あまりにも準備が不足していた。
というか小銭の用意すらしていなかったのは本当に酷いと思う。

  • ディスプレイ用のスタンド
  • POP とか
  • 値札
  • 小銭、金庫

などなど、それほど分量を用意していない僕のようなブースでも、できることはたくさんあった。
苦労して作った本なのだから、もう少し気合を入れてブースを作るべきだった。

次回の改善点

上を踏まえて改善点を考えよう。

出版形態

部数については、「増やす必要はない」と考えている。いや多少多くしても良いかもしれないけど、大幅に増やす必要は一切ない。
それよりも、電子書籍版を用意することが大切。
物理本の主目的は見本程度に考えてもいいと思っている。

ブース

上に挙げた準備をきちんとする。
少なくとも「どんな本を売っているのか」が来場者にきちんと分かるようにしておかないと。
あと、机の上には見本のみ置いて、物理本が買いたい人には後ろから本を持ってきて渡すのが良さそうだ。

事前準備

しめきりには、きをつけようっ!
直前になって焦ってはいけない。

最後に

ブースに来ていただき、本を手にとって頂いた方、買っていただいた方、本当にありがとうございました!